こんにちは!
東京目黒区でアロマテラピー＆ヒーリングサロン＜aroma Angelique—アロマアンジェリク＞を主宰しております、英国IFA認定国際アロマセラピストの白井あゆみです。

このコラムを通じて、皆さまの快適な釣りライフと健やかな毎日のために美と健康に役立つアロマ情報をお届けします。
アロマセラピーとは、植物から抽出された精油（エッセンシャルオイル）を使って、身体や心の不調を改善していく自然療法です。

紫陽花の花が色づき、しっとりとした雨の季節になりましたね。
曇天の日も多く、湿度が上がって夏の暑さを思い出します。

アロマセラピーは女性特有のホルモンに関わる症状の緩和に役立つと言われています。
病気ではないけれど、月経に伴う辛い症状や月のサイクルによるアップダウン、女性なら少なからず体験することと思います。

女性の身体では、周期的に女性ホルモンの分泌が変化しています。女性ホルモンには卵巣の卵胞から分泌され生殖器の発達や月経の開始に関わるエストロゲンと、排卵後に卵胞が変化した黄体から分泌され妊娠に備えるプロゲステロンがあり、脳内の視床下部にある下垂体によってコントロールされています。

生涯を通してもほんのわずかな量しか分泌されない女性ホルモンですが、月経を起こすだけでなく、その受容体は各所にあって様々な働きをしているのです。
お肌の潤いや髪の健康などに関係していることは実感しやすいですね。

そこで今回は月経前後の不調をアロマセラピーで緩和する方法をお話したいと思います。
楽しみにしていた釣りのイベントを思い切り楽しむためにも、月経による不調をなるべく軽く過ごしたいですね。

まずは月経前の黄体期、フロゲステロンが増加する排卵から月経が始まるまでの期間は、身体が水分や栄養分を溜め込みやすく、食欲増加、むくみ、情緒不安定やイライラなどが起こりやすくなります。このような時は、お休み前のアロマトリートメントでむくみをとってリラックスしましょう。

サイプレス精油とゼラニウム精油は身体のむくみを取り、カモミール・ローマン精油は情緒を安定させて痛みを緩和する効果が期待できます。
月経痛で辛い時にも、カモミール・ローマンはおすすめです。

月経のサイクルに合わせて月経が始まる前からケアすることで、月経痛や下腹部の不快感を緩和することにつながりますよ！

また、身体の冷えは月経の不調を重くするので、釣りで身体が冷えた時はゆっくり入浴して身体を温めましょう。天然の粗塩を入れて入浴すると身体を温める効果が高まります。

精油は日本では雑貨扱いになっているので、アロマセラピーとして使う精油は信頼出来るアロマセラピー専門店で購入することをお勧めします。100％天然成分であるか、品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国などが記載されているかをチェックしましょう。
アロマオイルという名前で売られている物は合成香料のフレグランスオイルです。
精油は植物の成分が凝縮されているものですので、原液が直接肌につかないよう注意して使用してください。
また、１歳以下の赤ちゃんには精油は使用できません、３歳以下の乳幼児は芳香浴以外の精油の使用は危険です。子供・高齢者・妊娠している方は使用量が異なり使用出来ない精油もあるので注意してください。

今回も、コラムをご覧くださりありがとうございました。

この記事を書いてくれた方
白井あゆみ
東京目黒区でアロマテラピー＆ヒーリングサロン
「aromaAngelique—アロマアンジェリク」主宰。

海が大好きで、週末は海友達と千葉へサーフィン&ボディボードに出かけることもある。アロマテラピー以外にも、クリスタルヒーリングやホロスコープ診断も得意とする。また、クリスタル好きが高じて本格的な彫金で天然石ジュエリー製作も行っている。丁寧なカウンセリングと、心と体の両面にフォーカスしたセラピーで顧客から絶大な信頼を得ている、多才でアクティブなセラピスト。