こんにちは!
釣り人ホロスコープを連載している、占星学研究家の白井あゆみです。

このコラムでは毎月新月、満月の2回に分けて、釣り人ホロスコープのもとになるその月のホロスコープを解説します。

２０２３年３月７日２１：４０　乙女座で満月を迎えます。
満月は物事がピークを迎えて次の段階への準備を始めるタイミング。
８月の乙女座新月のころにスタートさせたことに何らかの成果が現われるときでもあります。
満月のワークは、満月から４８h以内に願いが叶った状態の文章をノートに書き、感謝の言葉をそえることです。また、満月は解放のタイミングともなっており、もう必要なくなった物事を感謝して手放したり、ネガティブな物を取り除いたりするタイミングでもあります。

乙女座の月が象徴するものは繊細さ・分析力・人の役に立つ・美と健康・努力などです。
土星が２０２０年の末から２年２ヶ月いた水瓶座から魚座へ移動した直後の満月です。土星・水星・太陽・海王星の４天体が魚座に集まっています。
３月はこの後に冥王星の星座移動も控え、春分をはさんで土星・冥王星といった周期の長い天体が星座を移動することで、社会的に大きな変化があると言われています。特に冥王星は破壊と再生の星とも言われ、社会が根底から変化するような出来事があるかも知れません。
何か社会的に大きな変化がもたらされたとき、人々の価値観も大きく変化していくでしょう。
そんな中で私たちは自分の軸をしっかりと持ち、変化する価値観を柔軟に受け止めて行く度量を持ち合わせたいものです。
釣りの世界でも社会の変化、環境の変化に合わせ、その考え方や楽しみ方に変化がもたらされる可能性もありますし、釣り人の価値観が今までとは違った基準になっていくことも考えられます。

この満月では、４ハウス〜６ハウスに天体が集まり、自分の身の回り・環境・日々のルーティン・健康管理などの見直しが促されるでしょう。
いつもの釣りを楽しむためにも、釣りサークルのコミュニティを整えたり、身体のメンテナンスに力を入れたりしたいですね。

月と太陽に天王星が調停の角度をとり、人生の目的や生き方に全く新しい価値観がもたらされることもありそうです。常識にとらわれない受容力が求められているともいえるでしょう。
ここ３年のコロナ禍を経験し、釣りの活動も以前とは違ったものに変化してくるのかも知れません。

＜牡羊座新月までの星の動き＞
３／７　　土星魚座入り
３／１７　金星牡牛座入り
３／１９　水星牡羊座入り
３／２１　太陽牡羊座入り＜春分＞

３月７日土星が魚座に入ると、水瓶座が表す技術や通信などの革新から魚座が示す精神世界・心の内側・癒しといった目に見えないものに学びの場が変ります。偽物や詐欺などにも惑わされやすくなるので本物を見極める力が必要となるでしょう。
３月１７日に金星が牡牛座に入ると、美しいもの心地よいものに関心が集まり、物質的な豊かさにも関心が向いてくるときです。
３月１９日に水星が牡羊座に入ると、リーダーシップが求められ、行動にスピード感が高まります。アイディア力・企画力・自己主張なども高まる一方、飽きっぽさも出てくるかも知れません。
３月２１日牡羊座に太陽が入って占星術では新しい年の始まり、春分です。新しい一年のスタートにあたって、変化していく新しい価値観に不要となったものを手放したり、もう必要がなくなった繋がりを断ち切って未来を見据えるタイミングです。

この記事を書いてくれた方
白井あゆみ

人生の転機をきっかけに本格的な占星学と出逢う。
子供の頃から星占いが好きだったが、太陽星座で占う一般的な星占いになんとなく違和感を感じていた。パーソナルな占星術のセッションで自分のホロスコープを見た時に、太陽以外の月、水星、金星、火星の星座とそれらが表すものを知り、感じていた違和感に納得。＜自分のトリセツ＞ともいえるホロスコープに興味を持ち占星学を学び始める。
占星学を通した宇宙の流れとその仕組みを１年の＜年運リーディング＞としてシェアしている。
占星学研究家、アロマセラピスト、天然石ジュエリー作家