OUT DOOR MAKE UP
釣り女子必見!! 崩れにくいアウトドアメイクアップ
女性アングラーの皆さん、こんにちは!!
前回の下地編、ご覧いただけましたでしょうか?今回は仕上げ編。
薄づきで素肌感を残しつつも、保湿やUVカットがしっかり施された下地の上に、水や汗でも落ちにくいポイントメイクを重ねることで、アウトドアでも崩れにくいメイクアップが完成します。
今回も、メイクアップアーティストの美好ユミコさんに、アウトドアトレンドメイクのコツを伝授していただきましたよ。
STEP.3 アウトドアメイクには落ちにくい「ティントタイプ」がオススメ
心地よい釣りの季節でも、強い日差しによる汗崩れや皮脂崩れが気になるもの。そんなアウトドアメイクにオススメなのが「ティントタイプ」のメイクアップグッズです。
「ティント」とは「染める」という意味。とはいえ、メイク落としで綺麗に落ちるのでご安心を。
まずはティントタイプのアイブローを使って、眉メイクをしてみましょう。
今回使用したのは、「フジコ書き足し眉ティント ナチュラルブラウン」。ティントタイプというだけでなく、ラインを描く部分が筆のようになっているのも自然な眉を描くのに適しています。
顔の印象を形づくると言っても過言ではないアイブロウ。せっかくお手入れしているのに、釣りに夢中になったあとは、すっかり眉メイクが落ちて、麻呂眉に……なんてことありますよね〜。
頑張って釣った成果の記念写真が、そんな風になってしまってはもったいない!!
だからこそ、汗をかいても落ちない眉メイクの仕方、ユミコさん教えてください〜。
眉は描くのではなく、薄い部分を埋めるようにしていくのがポイントです。
全てペンシルで描いてしまうと、眉頭が強く、とってつけたような眉の印象になりがちなので、眉全体のスタイルをパウダーで描いた後に、ティントタイプのアイブローを使用して足りない部分を埋めていくのがナチュラルで落ちにくい眉を仕上げるコツですよ。
なるほど!! ティントタイプのアイブロウって、最近はたくさんの種類を見かけますよね。なかでもユミさんがオススメのアイブロウはこちら!!毛先が4本に分かれているので、べったりと描くのではなく、自然な眉に仕上がるのだとか。
落ちないのに、自然な仕上がり!!
これこそアウトドア女子の強い味方ですね!
STEP.3 アウトドアでも落ちにくいマスカラで目力アップ!
さて、次は瞳の印象を力強くするマスカラ。しっかりアイメイクしたのに、なぜだか目の下がパンダみたいに真っ黒…なんてこともありがちな失敗。特にアウトドアメイクで崩れにくいアイラッシュのために一役買ってくれるのが、マスカラ下地。下地を塗ることで、まつ毛のボリュームアップになるだけでなく、崩れにくくなるというメリットもあるのだそう。
マスカラ下地やマスカラを塗る際は、まぶたを引き上げるようにして塗ると、根元から綺麗に仕上げることができますよ! 下まつげにも下地をつけてからマスカラを塗るのがオススメ。ウォータープルーフタイプで汗にも強いアイメイクに!
STEP.4 生き生きとした表情をつくるチークとリップ
チークはつける場所によって、可愛らしくも大人っぽくもしあげてくれる優れもの。大きめのブラシにチークをのせたら、まずは手の甲に一度つけ、量を調整しながらつけていきましょう。
頬骨の一番高い位置で、くるくるっと縁を描くようにのせれば可愛らしく、頬骨からこめかみにむけて伸ばすようにすると大人っぽい印象に仕上がります。
リップは必ずブラシでつけること。スティックから直接口につけてしまうと、ラインが歪んでしまうだけでなく厚塗りになってしまいます。マットに仕上げたい場合は、下地リップを塗った上に軽くフェイスパウダーなどで押さえ、その後にリップを塗ると、落ちづらくマットな仕上がりになりますよ。
最近はリップもティントタイプのものが増えています。今回は剥がすタイプではなく、オイルティントタイプのリップを使用。程よいオイル感が、唇をみずみずしく見せてくれます。いろんなタイプのティントリップがあるので、お気に入りを探してみてくださいね。
●今回使用したスキンケア用品
①マスカラ下地:カネボウ ケイト ラッシュマキシマイザー<カラー:EX1>
②マスカラ:メイベリン ラッシュニスタ 01 ブラック
③アイブロウ:カネボウ ケイト デジタルメモリーライナー BK-1
美好裕美子 / Yumiko Miyoshi
アトリエドウビジュー所属
ヘアメイクアップアーティスト。TV、広告、雑誌、ブライダルの分野で数多くのヘアメイクを手がける。
ひとりひとりの個性を引き出し、輝かせるヘアメイクを得意とし、shipsmastのカタログヘアメイクも担当。