こんにちは!
釣り人ホロスコープを連載している、占星学研究家の白井あゆみです。

このコラムでは毎月新月、満月の2回に分けて、釣り人ホロスコープのもとになるその月のホロスコープを解説します。

２０２４年１月１１日２０：５７　山羊座で新月を迎えます。
新月は１ヶ月サイクルの物事の切り替わりやスタートのとき、未来に向かって叶えたいことや自分が意図することをリストアップし、ノートに書き出してみましょう。新月を迎えてから４８h以内に願い事や意図の設定を書き出す新月のワークも効果的です。
ノートに書き出すという行動は、イメージの中のものごとを三次元に物質化する第一歩となります。
月のエネルギーと同調して宇宙のエネルギーを味方にしましょう。

山羊座の月が表すものは、古典的な物・伝統・目上の人・真面目さ・物ごとの実現・努力して達成することなどです。
とても堅実で真面目、コツコツ努力して自分を成長させ社会的にも揺るぎない地位を目指そうとするエネルギーです。

山羊座に月・太陽・火星・冥王星の４天体が集まり、牡牛座に滞在中の木星・天王星と調和する新月。太陽と月は夢や理想を表す海王星・変化をもたらす天王星とも調和し、夢の実現に向けてポジティブな変化が起こりそうなときです。
２０２４年、日本の社会は年始早々大きな出来事が立て続けに起こり、不安な気持ちになった方もたくさんいらっしゃると思いますが、この今年最初の新月は今年の目標を定めて行動に移すのにピッタリのエネルギーとなっています。
災害で被災された地域の人々の一刻も速い救済と復興を願いつつ、私たちにできることは日々の現実を一生懸命に生きて社会が明るさを取り戻す一端を担えるように努力することのように思います。

山羊座の守護星である土星は上昇のエネルギーを表す配置をとっており、とても強い実現へのエネルギーに満ちています。土星も山羊座も実現・具現化を示す天体・サインであり、それを行動力の火星と発展・拡大の木星がサポートしています。
また、今回の新月は楽しむことや遊び心・エンターテイメント・子供・恋愛などを司る部屋で起こるので、自分にとっての楽しみや喜びにあらためて気付いたり、そこに気付くことで自分の日常に変化が起こり社会的な発展にも繋がっていくような経験をする人もいるでしょう。
人にとって楽しむことは、心の健康とエネルギーの安定のために必要不可欠です。
年始の仕事で多忙な日々がスタートする中でも、２０２４年の釣りトリップのプランやスキルアップの計画を書き出して、今年実現したいことを明確にしていくのにピッタリの新月ですね。
新年にふさわしく、やる気に満ちて理想に胸高鳴る新月です。

＜獅子座満月までの星の動き＞
１／１４　　水星山羊座入り
１／２０　　太陽水瓶座入り
１／２１　　冥王星水瓶座入り
１／２３　　金星山羊座入り

１月１４日水星が山羊座に入ると、効率良く物ごとを処理したり着実に実行するという意識が生まれます。古い物や伝統あるもの、歴史や古典に興味がわくこともあるでしょう。
１月２０日太陽が水瓶座に入り、新しい技術や枠にとらわれない方法などに注目が集まるとき。社会全体で良くなろうという意識が生まれます。
１月２１日冥王星が再び水瓶座に移動します。今年の大きな占星術的イベントの１つであり、機能しなくなった社会の古いシステムや悪しき慣習が崩壊して個々が目覚め、大きなものや組織への依存を手放してそれぞれの意思で決断・行動していくようになるでしょう。冥王星は９月にもう一度山羊座に戻りますが、１１月の終わりに水瓶座に移動してここから完全な冥王星水瓶座時代が始まります。この一年は山羊座的な価値観から水瓶座的価値観への移行期といえるでしょう。
１月２３日金星が山羊座に入ると、伝統的な物・古典的で品格があるものが話題になったり、興味を惹かれたりしそうです。

この記事を書いてくれた方
白井あゆみ

人生の転機をきっかけに本格的な占星学と出逢う。
子供の頃から星占いが好きだったが、太陽星座で占う一般的な星占いになんとなく違和感を感じていた。パーソナルな占星術のセッションで自分のホロスコープを見た時に、太陽以外の月、水星、金星、火星の星座とそれらが表すものを知り、感じていた違和感に納得。＜自分のトリセツ＞ともいえるホロスコープに興味を持ち占星学を学び始める。
占星学を通した宇宙の流れとその仕組みを１年の＜年運リーディング＞としてシェアしている。
占星学研究家、アロマセラピスト、天然石ジュエリー作家