こんにちは!
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン<aroma Angelique—アロマアンジェリク>を主宰しております、英国IFA認定国際アロマセラピストの白井あゆみです。
このコラムを通じて、皆さまの快適な釣りライフと健やかな毎日のために美と健康に役立つアロマ情報をお届けします。
アロマセラピーとは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使って、身体や心の不調を改善していく自然療法です。
2月に入ってもまだまだ空気がカラッと乾燥していますね。
花粉も飛び始めたり、お肌や喉には辛い季節です。
そこで!今回と次回のコラムは乾燥する季節に役立つ、手作りバームをご紹介したいと思います。
気温が低い間はまだまだ気になるのが風邪やインフルエンザ!さらに花粉も!
外出から帰ったら、手洗い、うがいは忘れずに!です。
風邪の辛い症状に、咳や気管支の炎症があります。精油には、抗菌作用や抗ウィルス作用があるものがあり、呼吸器の不調時に使うと楽になるものがあります。
ティーツリー精油は抗菌・抗ウィルスに。ユーカリ精油やラベンサラ精油は痰や咳などの呼吸器の不調を楽にして、免疫を活性化させます。これらの精油をみつろうバームにして常備しておくと、とっさの風邪の引き始めに活躍してくれますよ!
●みつろうバームレシピ
【用意するもの】
・みつろう…………………………5g
・ホホバオイル……………………20ml
・ティーツリー精油………………3滴
・ユーカリ・ラディアタ精油 ……3滴
・ティーツリー精油………………3滴
・ラベンサラ精油…………………3滴
・ 遮光ガラス製のクリーム容器
・竹串
【作り方】
①鍋にお湯をわかし、ガラスのクリーム容器にみつろうとホホバオイルを入れたものを湯煎してみつろうを溶かします。
②みつろうが完全に溶けたら、湯からあげて冷まします。
③表面にうっすらと膜が出来、ふちの部分が固まり始めたら精油を加え、竹串でよく混ぜる。
完全に冷めてから蓋をしめてください。
④瓶に使った精油の名前と滴数を記入し、日付も入れておきましょう。
保存期間は約二ヶ月です。
みつろうのバームは、咳や痰、気管支の炎症が辛い時に胸や首に塗って使います。香りの成分が体温で揮発して呼吸を楽にしてくれます。やや固いバームですが、油分がおおいので肌に塗ると蒸発しにくく、肌に長く留まって薬用成分をゆっくり浸透させてくれます。
短時間で作る事が出来るので、寒くなる季節に用意しておくと役立ちますよ!
次回は、荒れがちなかかとや手肌のためのみつろうクリームをご紹介します。
精油は日本では雑貨扱いになっているので、アロマセラピーとして使う精油は信頼出来るアロマセラピー専門店で購入することをお勧めします。
100%天然成分であるか、品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国などが記載されているかをチェックしましょう。
アロマオイルという名前で売られている物は合成香料のフレグランスオイルです。
精油は植物の成分が凝縮されているものですので、原液が直接肌につかないよう注意して使用してください。
また、1歳以下の赤ちゃんには精油は使用できません、3歳以下の乳幼児は芳香浴以外の精油の使用は危険です。子供・高齢者・妊娠している方は使用量が異なり使用出来ない精油もあるので注意してください。
この記事を書いてくれた方
白井あゆみ
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン
「aromaAngelique—アロマアンジェリク」主宰。
海が大好きで、週末は海友達と千葉へサーフィン&ボディボードに出かけることもある。アロマテラピー以外にも、クリスタルヒーリングやホロスコープ診断も得意とする。また、クリスタル好きが高じて本格的な彫金で天然石ジュエリー製作も行っている。丁寧なカウンセリングと、心と体の両面にフォーカスしたセラピーで顧客から絶大な信頼を得ている、多才でアクティブなセラピスト。