こんにちは!
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン<aroma Angelique—アロマアンジェリク>を主宰しております、英国IFA認定国際アロマセラピストの白井あゆみです。
このコラムを通じて、皆さまの快適な釣りライフと健やかな毎日のために美と健康に役立つアロマ情報をお届けします。
アロマセラピーとは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使って、身体や心の不調を改善していく自然療法です。
暑さが和らいだと思ったら一気に冬の空気がやってきましたね!
晴天の日が続き、釣りをするのも心地よい季節です。
でも、一日外で釣りを楽しんだ後は、思いのほか身体が冷えています。
冷えは万病のもとともいうように、本来身体が持っている自然治癒力が最も発揮されるのは体温が36.5℃位といわれています。
冷えた身体はその日のうちにケアして、バランスを整えたいですね。
冷えは血流を滞らせ、筋肉も固くこわばらせてしまいます。
そこで、一日釣りを楽しんだ日は精油を使った入浴剤でアロマバスがおススメです。
入浴は、お湯の温熱効果による血流促進や、水圧で筋肉を緩めることで疲労を回復する効果があります。そこに精油を使った入浴剤をあわせて、温熱効果と精油の血流促進の相乗効果を狙ってみましょう。
主に血流促進効果が期待出来る精油には以下のものがあります。
・ スイートオレンジ精油・・・主成分のリモネンが血流を促進し、体幹の冷えを解消します。
・ マジョラム精油・・・自立神経のバランスを整えて、血液循環、体温調節機能を整えます。
・ パイン精油・・・主成分のα-ピネンが血流とエネルギーの流れをアップさせて、精神疲労とストレスも和らげます。
・ ジンジャー精油・・・手足が冷える時に抹消の血流を促進します。
・ ブラックペッパー精油・・・抹消の血流を増やし、局所的に温めます。
これらの中から、好きな香りを選んで合計5滴でバスソルトを作りましょう。
バスソルトに使う塩は、岩塩や海水塩など精製していない天然塩を用意します。ミネラルが多く、肌あたりも柔らかで発汗効果があります。
<バスソルトのレシピ・1回分>
- 精油・・・合計5滴
- 天然塩・・・40g(大さじ2杯くらい)
- 無水エタノール・・・5ml
<作り方>
無水エタノールに、精油を滴下して混ぜます。
ガラス容器に天然塩を入れ、精油を混ぜた無水エタノールを加えてよく混ぜます。
香りが飛んでしまわないように、毎回使う直前に作りましょう。
このバスソルトを浴槽に入れてお湯に混ぜると、精油の香りが立ち上ります。
精油を加えたバスソルトを使うことで皮膚から精油の成分を吸収して血流を促進し、少しぬるめの温度に設定したお湯に長めに浸かることで、ことでリラックス効果とストレス解消の効果が得られます。
香りがもたらす効果もありますので、好きな香りを選ぶこともポイントです。
これからどんどん気温も下がり、身体が冷えやすくなる季節。
毎晩のバスタイムで身体の心から温まって自立神経のバランスを整え、冷え知らずの冬を過ごしたいですね。
睡眠の質も高まり、翌朝の目覚めも爽やかになりますよ。
次回は副腎疲労を解消するエプソムソルトについてご紹介します。
精油は日本では雑貨扱いになっているので、アロマセラピーとして使う精油は信頼出来るアロマセラピー専門店で購入することをお勧めします。100%天然成分であるか、品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国などが記載されているかをチェックしましょう。
アロマオイルという名前で売られている物は合成香料のフレグランスオイルです。
精油は植物の成分が凝縮されているものですので、原液が直接肌につかないよう注意して使用してください。
また、1歳以下の赤ちゃんには精油は使用できません、3歳以下の乳幼児は芳香浴以外の精油の使用は危険です。子供・高齢者・妊娠している方は使用量が異なり使用出来ない精油もあるので注意してください。
今回も、コラムをご覧くださりありがとうございました。
この記事を書いてくれた方
白井あゆみ
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン
「aromaAngelique—アロマアンジェリク」主宰。
海が大好きで、週末は海友達と千葉へサーフィン&ボディボードに出かけることもある。アロマテラピー以外にも、クリスタルヒーリングやホロスコープ診断も得意とする。また、クリスタル好きが高じて本格的な彫金で天然石ジュエリー製作も行っている。丁寧なカウンセリングと、心と体の両面にフォーカスしたセラピーで顧客から絶大な信頼を得ている、多才でアクティブなセラピスト。