Shipsmast プロデューサーの釣り好き社長・金子マミです。
11月に入り関東も朝晩は冷え込むようになってきました。
もう寒いから釣りはあきらめて家にこもろう・・・と思っているあなた!
海で釣って食べる派の人には冬こそ釣りのべストシーズンです!
寒さに負けず快適に冬の船釣りを楽しむコツをお伝えします☆
冬の船釣りコーディネートテクニック
冬の船釣りウエアを選ぶ時に押さえて欲しいキーワードは3つです。
- 防水性
- 保温性
- ゆとり
防水性について
シーズン問わず、船釣りで身に着けるアイテムのキーワード第一位は「防水性」です。
どれだけ良質なダウンジャケットやフカフカの防寒着を着ていても、これが濡れてしまえば保温性も防寒性も失います。
濡れた状態で風にあたると熱がドンドン奪われていきます。
大事なのはとにかく水に濡れない&濡らさない事です!
可能な限り防水性能の高いウエア、晴れた日なら最低でも「撥水性」の高い生地のものを選んください。
豪雨でも滲みない完全防水素材(PVC)を使用したマリンウエアは汚れにも強いので船釣りに最適!
透湿防水素材GEOVISO®を使用したShipsmast フィッシングジャケット&パンツは海水を被る状況&本降りの雨も安心。
他の一般的な透湿防水ウエア同様に撥水性&防水性をキープするには使用後のお手入れが重要です。
保温性について
ダウンや綿入りのジャケット&パンツは間違いなく保温性が高いです。
そういったジャケット&パンツの外側生地に①の防水性が加われば完璧です!
ただし、そういったウエアは濡れたり汚れたりした時のお手入れが大事。
軽い汚れなら濡らして絞った布で擦ったり、軽く真水の流水で流して陰干しすれば良いでしょう。
汚れがヒドい&広範囲の場合は大まかな汚れや海水の塩を落としてからクリーニングに出すのが正解です。
船釣りの場合に私がおすすめするのは、アウターは防汚性能が高くメンテナンスが楽なウエアを選び、中に着るもので保温性を調整する方法です。
薄手ダウンジャケットやフリース、保温インナーなどを上手に組み合わせて、一番上に①で紹介したマリンウエアや透湿防水ウエアを重ねるのがイチ押し!
冬用ウエアの購入を考えている方は参考にしてください。
ゆとりについて
先に紹介した①の防水性アウターと②の保温性トップス&インナーを身につける際に、意識して欲しいのがこの「ゆとり」です。
全てのアイテムを身体にフィットするサイズで重ね着すると、実は逆に保温性や体の血の巡りを悪くして寒く感じてしまう場合があります。
特に気を付けて欲しいのは腕の付け根(脇)と手首です。
ジャストサイズの衣類を重ね着すればするほどこの2箇所への圧が強くなったり、時には締め付ける状態になります。
袖丈をずらして手首が締め付けられないようにしたり、一枚一枚の保温性能を高めにして重ねる枚数を減らす事で首や脇への窮屈さが解消できます。
もちろん、保温性インナー1枚にジャケットのみ、という選択肢もあり!
また、気温によってはインナーの上に着るフリースや薄手ダウンをべストタイプすれば袖の重なり過ぎ解消になります。
自分の釣りでどの程度の水濡れ&汚れが予想できるか、メンテナンスを面倒に感じるかどうか(人それぞれ感じ方があると思います!)など、3つのポイントを参考にご自身のスタイルに合ったウエアを選んでみてください!
船釣りにおすすめの冬アイテム
気温が下がれば下がるほど、スキーやスノーボードのように肌の露出を減らしていくのが釣りの防寒でも大事です。
ウインタースポーツと釣りが違う点は、特に船釣りは歩いたり体全体を動かす事が少ないので、いざ開始すると体温が上がる要素がほとんどありません。
寒さ対策として一番大事なのは、体が冷える前に保温する=現場で体を冷やさないことです。
ジャケットやパンツでしっかり防寒・防風していても、首と手首・足首に隙間があったり露出があると、風が吹いたり気温低下した時に体温が奪われる原因になりかねません。
最初からネックウォーマーやフェイスカバー、グローブで露出を減らしましょう。
足元は絶対に濡れないシューズで、足首までカバーするハーフブーツ以上の長靴がおすすめです!
釣りやアウトドア用の保温系アイテムを上手く活用して、冬こそたくさん釣りを楽しんで下さい☆
金子マミプロフィール
Shipsmast プロデューサー・株式会社プラスエム代表取締役
女性と釣りをテーマにした隔週刊つり情報連載、アウトドア系雑誌などへの寄稿を経て2011年より女性用釣り用品ブランド[Shipsmast]をプロデュース。犬♂3匹と人間♂1匹が家族。
2020年から水草水槽でのべタ飼育を開始。