こんにちは!
東京目黒区でアロマテラピー＆ヒーリングサロン＜aroma Angelique—アロマアンジェリク＞を主宰しております、英国IFA認定国際アロマセラピストの白井あゆみです。

このコラムを通じて、皆さまの快適な釣りライフと健やかな毎日のために美と健康に役立つアロマ情報をお届けします。
アロマセラピーとは、植物から抽出された精油（エッセンシャルオイル）を使って、身体や心の不調を改善していく自然療法です。

日に日に日差しの強さを感じる季節になりましたね！
気持ちの良い気候が続きお出かけにもピッタリの陽気です。

この時期気になってくるのがUV対策、近ごろは一年中UV対策する方も増えていますね。
また、釣りなどのアウトドアでは、日焼け止めクリームは欠かせません。

最近はお肌に優しい成分の日焼け止めクリームもたくさん発売されていますが、化粧品の成分はお肌にどんな影響を与えるのでしょう？

まず代表的な成分は、合成界面活性剤です。化粧品や洗剤を作る過程で、本来混ざり合わない油分と水分を乳化させるためには乳化剤が必要です。

その役目を果たすのが界面活性剤とよばれるもので、その中でも化学的に作られたものが合成界面活性剤です。

合成界面活性剤のなかでも石油系のものは、本来皮膚の中には到達しない物質まで吸収させ、肌トラブルを招くことがあります。
また、使い続けることでお肌のバリア機能を破壊して肌荒れや乾燥肌の原因となります。

次に、夏に使う化粧品を落ちにくくする成分（ウォータープルーフなど）が合成ポリマーと呼ばれる成分です。これはお肌の上で皮膜を形成することで、ウォータープルーフ効果を発揮するわけですが、同時に皮脂や汗も排出できなくなってニキビの原因となります。

そして、落とす時にも界面活性剤が入ったクレンジングが必要となります。

もちろん、釣りなどのアウトドアでは日焼け止め効果が高い製品を使って、お肌を保護することが必要ですが、なるべくお肌に負担の少ないものを使用したいですね。

そこで今回は、毎日使えるアロマUVクリームのレシピをお伝えします。手作りコスメの良いところは、どんな成分が入っているのかわかること、添加物がないことなどがあげられます。

ホホバオイルは紫外線防止効果があり、酸化しにくいオイルです。酸化チタン、酸化亜鉛は、クレイなどにも含まれるミネラル（鉱物）の一種で、紫外線を反射したり吸収して紫外線防止作用があります。アロマショップなどで購入できます。精油は光毒性のあるベルガモットや果実の果皮から圧搾法で抽出されたものは避けましょう。おススメは、美肌効果があるローズ、パルマローザやラベンダー、カモミールローマンなどです。

市販のサンスクリーンよりはこまめに塗り直す必要がありますが、日常的に使ってもお肌への負担は断然少なくなります。香りも自分の好きな香りをブレンドできるのがいいですよね！ ぜひ試してみてください。

次回は、髪を紫外線から守るUVヘアスプレーのレシピをお届けします。

精油は日本では雑貨扱いになっているので、アロマセラピーとして使う精油は信頼出来るアロマセラピー専門店で購入することをお勧めします。100％天然成分であるか、品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国などが記載されているかをチェックしましょう。アロマオイルという名前で売られている物は合成香料のフレグランスオイルです。精油は植物の成分が凝縮されているものですので、原液が直接肌につかないよう注意して使用してください。また、１歳以下の赤ちゃんには精油は使用できません、３歳以下の乳幼児は芳香浴以外の精油の使用は危険です。子供・高齢者・妊娠している方は使用量が異なり使用出来ない精油もあるので注意してください。

この記事を書いてくれた方
白井あゆみ
東京目黒区でアロマテラピー＆ヒーリングサロン
「aromaAngelique—アロマアンジェリク」主宰。

海が大好きで、週末は海友達と千葉へサーフィン&ボディボードに出かけることもある。アロマテラピー以外にも、クリスタルヒーリングやホロスコープ診断も得意とする。また、クリスタル好きが高じて本格的な彫金で天然石ジュエリー製作も行っている。丁寧なカウンセリングと、心と体の両面にフォーカスしたセラピーで顧客から絶大な信頼を得ている、多才でアクティブなセラピスト。