こんにちは!
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン<aroma Angelique—アロマアンジェリク>を主宰しております、英国IFA認定国際アロマセラピストの白井あゆみです。
このコラムを通じて、皆さまの快適な釣りライフと健やかな毎日のために美と健康に役立つアロマ情報をお届けします。
アロマセラピーとは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使って、身体や心の不調を改善していく自然療法です。
前回は、クレイの特徴とクレイパックのレシピをご紹介しました。
今日はその他のクレイの使い方をご紹介していきます。
クレイには
- デトックス作用
- 代謝促進作用
- 抗炎症作用
- 鎮痛作用
- 鬱滞除去作用
- 抗菌作用
- 瘢痕形成作用
- ミネラル補給作用
- 免疫促進作用
などがあると言われています。
中でも、クレイは湿布として発熱時や打ち身、ねんざなどの炎症に使用できるので、釣りのアクシデントでねんざや打ち身などを負ったときにクレイが活躍してくれますし、熱っぽさや喉の痛みなどがある時にも使えます。
● クレイ湿布レシピ
【材料】
- ホワイトクレイ・・・適量
- フローラルウォーター又は精製水・・・適量
- ホホバオイル・・・2ml
- 打ち身、ねんざにはローズマリー精油・・・1滴
- 熱や喉の痛みにはラベンダー精油・・・1滴
* クレイは金属に反応してしまうので、保存する時やパックを作る時は必ず陶器やガラス、プラスティック、木製の容器やスパチュラを使用してください。
* クレイは匂いを吸着しやすいので、パック用のペーストはその都度使う直前に作りましょう。
【作り方】
陶器やガラス容器にホワイトクレイを入れ、フローラルウォーター又は精製水をホイップ上になるまで加えて混ぜ、ホホバオイルに精油を混ぜたものを加えて混ぜます。
このクレイペーストをガーゼに伸ばして包み、患部にのせてラップなど巻いた上から包帯などで固定します。
クレイがひんやりとして冷却作用が心地よい湿布です。
この他にも、前回ご紹介したクレイバスは、湯船にひとつかみのクレイを入れて浸かるだけで汚れを吸着してくれるので、石鹸やシャンプーを使わずに汚れをオフする事が出来ます。
皮膚の免疫力が下がっている時は、石鹸やシャンプーの洗浄力が刺激になりますし、クレイには抗炎症作用、解毒作用があるので一石二鳥ですね。
最後に、クレイを使用する時の注意点をまとめます。
- 金属との接触を避ける(体内の金属、ペースメーカーやボルト等も同様)
- クレイバスは風呂釜を痛めるので追い炊き機能のある浴槽では使用しない
- 性質が変化してしまうので加熱しない
- 再利用はしない、クレイバスに使用した時は一人ずつ湯を捨てる
- 匂い、湿気を吸収しやすいので、ガラス又はプラスティックの容器で密閉保存する
これらのことに気をつけて、大地の癒しパワーであるクレイをぜひおためしください。
精油は日本では雑貨扱いになっているので、アロマセラピーとして使う精油は信頼出来るアロマセラピー専門店で購入することをお勧めします。100%天然成分であるか、品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国などが記載されているかをチェックしましょう。アロマオイルという名前で売られている物は合成香料のフレグランスオイルです。精油は植物の成分が凝縮されているものですので、原液が直接肌につかないよう注意して使用してください。また、1歳以下の赤ちゃんには精油は使用できません、3歳以下の乳幼児は芳香浴以外の精油の使用は危険です。子供・高齢者・妊娠している方は使用量が異なり使用出来ない精油もあるので注意してください。
この記事を書いてくれた方
白井あゆみ
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン
「aromaAngelique—アロマアンジェリク」主宰。
海が大好きで、週末は海友達と千葉へサーフィン&ボディボードに出かけることもある。アロマテラピー以外にも、クリスタルヒーリングやホロスコープ診断も得意とする。また、クリスタル好きが高じて本格的な彫金で天然石ジュエリー製作も行っている。丁寧なカウンセリングと、心と体の両面にフォーカスしたセラピーで顧客から絶大な信頼を得ている、多才でアクティブなセラピスト。