釣り人のアロマテラピー

香りの効果でリフレッシュvol.1

こんにちは!
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン<aroma Angelique—アロマアンジェリク>を主宰しております、英国IFA認定国際アロマセラピストの白井あゆみです。

このコラムを通じて、皆さまの快適な釣りライフと健やかな毎日のために美と健康に役立つアロマ情報をお届けします。
アロマセラピーとは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使って、身体や心の不調を改善していく自然療法です。

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今年の冬は寒い日が多く、久しぶりに冬の寒さを実感しましたが、桜の開花のニュースも連日報じられ春が駆け足でやってきています。
春は新しく社会人になる人や、学校に入学するなど、環境の変化が多い季節ですね。

新しい環境というとなんとなくワクワクしますし、新しいスタートにやる気も十分な方が多いのではないでしょうか。
元気でやる気がみなぎっている時は、自分自身の疲労にも気付きにくいとき。
いつもにもまして、疲れを溜めすぎないように注意していただきたいです。

そこで今回は、私がアロマセラピーに出会ったきっかけのお話をしたいと思います。

私が30代の頃、やりたい仕事も任されるようになり責任もそれなりに大きくなっていました。このコラムを読んでいただいている皆さんも、当時の私とちょうど同じくらいの年代の方が多いのではないでしょうか?
私はもともと元気で多少の無理は平気だったこともあり、日々仕事に没頭し、睡眠時間や食事などのライフサイクルがかなり乱れてしまっていました。
目標の期限までに仕上げるために、それこそ気合いで毎朝オフィスに向かっていた感じです(笑)。
でも、仕事は楽しく、特に苦痛には感じていませんでした。

ところがある日、出張に向かう新幹線の中で、急激に体調が悪くなってしまいました。
それは今思うとパニック発作をおこして過呼吸になっていたと分かるのですが、当時は原因が分からない呼吸困難と死んでしまうかも?という恐怖感が一緒になって全身から血の気が引くような感じになったことを覚えています。
なぜかパニック発作は乗り物に乗っているときにおそわれる症例が多いのですよね。
それからは急行電車や飛行機など、一定時間降りられない乗り物に乗ることができなくなってしまいました。またあの発作がおこるのではないか?という予期不安に襲われるようになったからです。

何件かの病院にもかかりましたが、決定的な治療にめぐりあえず、精神安定剤や睡眠導入剤を処方されるだけでした。
自分でもそれが根本的な治療にならないことが分かりましたし、薬を飲むと気を失うように眠くなるので怖くなったのを覚えています。
そんなある日、全然病気とは関係なくエステサロンのマッサージを受けに行ったときに、セラピストの方が枕元に精油を滴下したティッシュを置いて芳香浴をさせてくれたんです。
その香りを嗅いでいるうちに、それまでずっと抱えていた息苦しさや胸の重苦しさがふっとなくなっていました。
私はびっくりして、エステが終わった後にその香りの正体を担当の方に聞きました。それはイランイラン精油とスウィート・オレンジ精油でした。

それまでずっと息苦しさや胸苦しさを我慢しながら日常生活を送っていたので、さっそく2つの精油を買っていつもバッグに入れて持ち歩くようになり、アロマセラピーとは何だろう?と興味を持ったのがアロマセラピーを学び始めたきっかけです。

長いエピソードになりましたが、アロマセラピーを学んだ今は何故私の症状がこの精油で改善したのかがよくわかります。
私がパニック発作を発症したのは、自らのライフサイクルを顧みず無理をしすぎたのが原因です。肉体的にも疲労が重なっているところへ精神的なストレスがかかり、完全に自律神経のバランスを崩してしまっていたのです。
通常であれば、夜に十分睡眠をとって休むことで人間の身体は自然にメンテナンスされバランスを取り戻しますが、十分に休息を取れない状態が続くと何らかの症状として現れてきます。私の場合はパニック発作でしたが、鬱症状や摂食障害となって現われる方もいらっしゃいます。
特にふだん元気でバイタリティのある方や、真面目で完璧主義な方は、自分でも気付かないうちにバランスをくずしてしまうことがよくあります。

アロマセラピーはオイルを使ったマッサージだけでなく、精油の香りを嗅ぐだけでもその効果は期待できます。それは、呼吸によって鼻から入った香り(精油)の分子は、鼻の奥にある嗅細胞で電気信号に変わり脳の中の大脳辺縁系という部位に直接作用するからです。嗅覚と人間の生命維持活動をコントロールしている視床下部や下垂体を含む大脳辺縁系が直接リンクしていることで、意識上で気付く前に潜在意識で香りを受け取り反応するのです。
特に、ストレスや精神疲労は自分でもなかなか気付かないうちに蓄積してしまうので効果的です。

このようなことから、アロマセラピーを行う上で使う精油の香りを快く感じるか感じないかは重要となります。同じ人でもその日の体調によって快く感じる香りは変ってくるので、セラピーの前に毎回香りを実際に嗅いで選ぶのはこのためです。

少し難しいお話になりましたが、嗅覚と脳の関係、香りが体調を変化させる仕組みが分かったでしょうか?
毎日できるセルフケアとしてアロマバスをお勧めしていますが、お風呂に浸かって皮膚から精油の成分を吸収するだけでなく、嗅覚からも精油の効果が得られているのです。

<ストレス解消のためのアロマバスのレシピ>
  • イランイラン精油・・・2滴
  • スウィート・オレンジ精油・・・3滴
  • ホホバオイル・・・ティースプーン1杯(約5ml)

※ホホバオイルをティースプーン2杯の全脂乳に替えてもかまいません

ホホバオイル又は全脂乳に精油を滴下しよく混ぜます。
精油は水に溶けないためお肌を刺激することがありますので、必ずオイルか全脂乳に希釈して使いましょう。

バスタブにお湯を張り、バスオイルを入れて良くかき混ぜます。
入浴の直前に入れて香りを楽しみましょう。

イランイラン精油・・・安息香酸ベンジルという成分がセロトニンとエンドルフィンの放出を増加させて多幸感を感じさせ、ゲルマクレンDという成分はGABAの産生を再開させて抗不安、抗鬱、鎮静の効果があります。

オレンジ精油・・・高揚と鎮静の効果があり、心と身体を温めます。無気力になってしまったときにも効果的です。

日々のストレスや精神疲労の解消には、お休みの日の釣りもとっても効果的です。アウトドアで太陽の光りを浴びたり、木の香りを嗅いだりするのもリラックスする時間ですね。
手軽なセルフケアでオンとオフを上手にコントロールして、大きく体調をくずさないよう整えておきたいですね。

次回は頭痛を引き起こさないためのストレス緩和のロールオンをご紹介します。

 

精油は日本では雑貨扱いになっているので、アロマセラピーとして使う精油は信頼出来るアロマセラピー専門店で購入することをお勧めします。100%天然成分であるか、品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国などが記載されているかをチェックしましょう。
アロマオイルという名前で売られている物は合成香料のフレグランスオイルです。
精油は植物の成分が凝縮されているものですので、原液が直接肌につかないよう注意して使用してください。
また、1歳以下の赤ちゃんには精油は使用できません、3歳以下の乳幼児は芳香浴以外の精油の使用は危険です。子供・高齢者・妊娠している方は使用量が異なり使用出来ない精油もあるので注意してください。

今回も、コラムをご覧くださりありがとうございました。


この記事を書いてくれた方
白井あゆみ
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン
「aromaAngelique—アロマアンジェリク」主宰。

海が大好きで、週末は海友達と千葉へサーフィン&ボディボードに出かけることもある。アロマテラピー以外にも、クリスタルヒーリングやホロスコープ診断も得意とする。また、クリスタル好きが高じて本格的な彫金で天然石ジュエリー製作も行っている。丁寧なカウンセリングと、心と体の両面にフォーカスしたセラピーで顧客から絶大な信頼を得ている、多才でアクティブなセラピスト。

 

 

 

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