こんにちは!
東京目黒区でアロマテラピー＆ヒーリングサロン＜aroma Angelique—アロマアンジェリク＞を主宰しております、英国IFA認定国際アロマセラピストの白井あゆみです。

このコラムを通じて、皆さまの快適な釣りライフと健やかな毎日のために美と健康に役立つアロマ情報をお届けします。
アロマセラピーとは、植物から抽出された精油（エッセンシャルオイル）を使って、身体や心の不調を改善していく自然療法です。

前回は、フローラルウォーターを使ったハンドスプレーをご紹介しました。
今回は、精油を使ったネイルオイルでのスペシャルハンドケアをお届けします。

釣りトリップでの冷たい空気や、水仕事でダメージを受けがちな手肌。
年末に向けての大掃除など、どうしても冬場は手荒れが避けられませんね。
つめ回りも乾燥が一番ダメージにつながります。

そこで、お家でゆっくりできる日には、スペシャルなハンドケアをしてあげましょう。

用意するもの

• 洗面器
•  天然塩・・・30g
• タオル
• 前回作ったハンドローション
• 今回ご紹介するネイルオイル

まずは、洗面器に45度くらいのお湯をはり、天然塩を入れてかき混ぜます。
そのお湯の中に手首まで浸かり、15分くらい温まります。途中、お湯が冷めたら、熱いお湯を足しましょう。
手浴は手肌を温めて血行を促すだけでなく、肩こりの緩和にも役立ちます。
15分くらい温まったらタオルで水気を取って、ハンドローションをたっぷりスプレーして馴染ませます。
その後、ネイルオイルを各指の爪の内側から一滴ずつ滴下して、そのまま爪の側面と根元に馴染ませ、反対の手の人差し指と親指ではさんで爪先から指の根元までクルクルマッサージしましょう。
最後に、爪の根元を上下から１回と側面から１回プッシュします。

手浴で血行を促し、手肌の皮膚を柔らかくして、しっかり保湿することで、肌の奥まで潤いが浸透して潤います。

爪先の乾燥やささくれが気になる時は、このネイルオイルを１日３回〜５回爪の内側に滴下して爪の側面と根元に馴染ませるようにすると、爪と爪回りの皮膚の再生を促進して、きめの整った手肌に導きます。

ネイルオイルに使用したスイートアーモンドオイルは、お肌に近い成分がたっぷり含まれているので手肌に栄養を与え、ネロリ精油は皮膚の再生を助けます。
このオイルはネイルだけでなく、フェイシャルマッサージやハンドマッサージにもお使いいただけます。

冬の夜、ネロリの元気になれる香りに包まれながら、アウトドアや手仕事でダメージを受けた手肌をゆっくりいたわる、そんな時間にするのも贅沢な気分になれますね。

精油は日本では雑貨扱いになっているので、アロマセラピーとして使う精油は信頼出来るアロマセラピー専門店で購入することをお勧めします。100％天然成分であるか、品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国などが記載されているかをチェックしましょう。
アロマオイルという名前で売られている物は合成香料のフレグランスオイルです。
精油は植物の成分が凝縮されているものですので、原液が直接肌につかないよう注意して使用してください。
また、１歳以下の赤ちゃんには精油は使用できません、３歳以下の乳幼児は芳香浴以外の精油の使用は危険です。子供・高齢者・妊娠している方は使用量が異なり使用出来ない精油もあるので注意してください。

今回も、コラムをご覧くださりありがとうございました。

この記事を書いてくれた方
白井あゆみ
東京目黒区でアロマテラピー＆ヒーリングサロン
「aromaAngelique—アロマアンジェリク」主宰。

海が大好きで、週末は海友達と千葉へサーフィン&ボディボードに出かけることもある。アロマテラピー以外にも、クリスタルヒーリングやホロスコープ診断も得意とする。また、クリスタル好きが高じて本格的な彫金で天然石ジュエリー製作も行っている。丁寧なカウンセリングと、心と体の両面にフォーカスしたセラピーで顧客から絶大な信頼を得ている、多才でアクティブなセラピスト。