こんにちは!
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン<aroma Angelique—アロマアンジェリク>を主宰しております、英国IFA認定国際アロマセラピストの白井あゆみです。
このコラムを通じて、皆さまの快適な釣りライフと健やかな毎日のために美と健康に役立つアロマ情報をお届けします。
アロマセラピーとは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使って、身体や心の不調を改善していく自然療法です。
前回は、呼吸器の不調とリンパ活性に効果的なバスソルトのレシピをご紹介しました。今回は、風邪の初期や咳が出て苦しい時のバームをご紹介します。風邪の初期は、鼻が詰まったり乾いた咳が出たりして体力を消耗します。そんな時に、不快な症状を緩和するバームを用意しておけば応急処置に使えます。
●風邪の初期・咳対策のバーム
【材料】
- ユーカリ・ラディアタ精油……6滴
- ラベンサラ精油………………5滴
- ティーツリー精油……………4滴
- ホホバオイル…………………20ml
- みつろう………………………5g
- 30mlのガラス製クリームジャー(遮光タイプ)
- 竹串
【作り方】
①クリームジャーにホホバオイルとみつろうを入れ、湯煎にかけて蜜蝋を溶か して竹串でよく混ぜます。
②少し冷まして、表面にうっすら膜ができふちが固まり始めたら、精油を加え竹串で良く混ぜ合わせて出来上がりです。
※あとから見てわかりやすいように、クリームジャーにマスキングテープなどを貼って制作日とレシピを書いておきましょう。
※保存期間は約二ヶ月です。
鼻づまりや咳で辛いとき、このバームを首から胸、喉、肩から背中に優しく塗布します。スーッとする香りで不快な症状を緩和してくれるバーム、風邪の季節に常備しておくといいですね。風対策のバームとして、ぜひ釣りトリップにもお供させてください。
今回も、コラムをご覧くださりありがとうございました。
精油は日本では雑貨扱いになっているので、アロマセラピーとして使う精油は信頼出来るアロマセラピー専門店で購入することをお勧めします。100%天然成分であるか、品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国などが記載されているかをチェックしましょう。アロマオイルという名前で売られている物は合成香料のフレグランスオイルです。精油は植物の成分が凝縮されているものですので、原液が直接肌につかないよう注意して使用してください。また、1歳以下の赤ちゃんには精油は使用できません、3歳以下の乳幼児は芳香浴以外の精油の使用は危険です。子供・高齢者・妊娠している方は使用量が異なり使用出来ない精油もあるので注意してください。
この記事を書いてくれた方
白井あゆみ
東京目黒区でアロマテラピー&ヒーリングサロン
「aromaAngelique—アロマアンジェリク」主宰。
海が大好きで、週末は海友達と千葉へサーフィン&ボディボードに出かけることもある。アロマテラピー以外にも、クリスタルヒーリングやホロスコープ診断も得意とする。また、クリスタル好きが高じて本格的な彫金で天然石ジュエリー製作も行っている。丁寧なカウンセリングと、心と体の両面にフォーカスしたセラピーで顧客から絶大な信頼を得ている、多才でアクティブなセラピスト。