こんにちは!
東京目黒区でアロマテラピー＆ヒーリングサロン＜aroma Angelique—アロマアンジェリク＞を主宰しております、英国IFA認定国際アロマセラピストの白井あゆみです。
このコラムを通じて、皆さまの快適な釣りライフと健やかな毎日のために美と健康に役立つアロマ情報をお届けします。
アロマセラピーとは、植物から抽出された精油（エッセンシャルオイル）を使って、身体や心の不調を改善していく自然療法です。
前回は、香りが記憶と結びついていることや、精油の香りのグループについてお話ししました。
今回は実際の香水作りを２つのレシピでご紹介します。
前回の方法で今の気持ちにピッタリの精油を選んだら、選んだ精油のノートがトップノートやベースノートに偏りすぎていないかバランスをみましょう。
特に、香水作りを初めたばかりのころは、トップノートに偏りがちです。
トップノートは爽やかですが、香りの持続性を持たせるためにベースノートもバランスよく組み合わせましょう。
５mlの無水エタノールに１５滴の精油を混ぜて作ります。
今回は、タイプ別に２つの香りのレシピをご紹介します。
このレシピをベースに、精油を好きな物に差し替えても大丈夫です。
全体で１５滴になるように組み合わせましょう。
スッキリポジティブな気分のレシピ
- フランキセンス精油・・・３滴
- ラベンダー精油・・・２滴
- プチグレン精油・・・３滴
- ローズマリー精油・・・２滴
- スイートマジョラム精油・・・２滴
- グレープフルーツ精油・・・３滴
華やかでハッピーな気分のレシピ
- ローズ精油・・・３滴
- ゼラニウム精油・・・２滴
- ラベンダー精油・・・２滴
- サンダルウッド精油・・・３滴
- ホーリーフ精油・・・３滴
- パルマローザ精油・・・２滴
共通で用意するもの
- 無水エタノール・・・５ml
- ５mlの遮光スプレー瓶
作り方
遮光瓶に無水エタノールを入れ、その中に精油を滴下してよく混ぜます。
このとき、精油はベースノート、ミドルノート、トップノートの順に入れましょう。
全ての精油を入れたら蓋をして、毎日瓶を軽く振って４週間熟成させたら出来上がりです。
オリジナルの名前を付けて、ラベリングしましょう。
８ヶ月位をめどに使い切ってください。
新年に計画した今年のチャレンジを実行するとき、この香水を纏ってみてください。
新しい年を迎えて気持ちを新たにした時の空気感や心持ちが、この香りを嗅ぐたびに鮮やかに蘇ってくるでしょう。
なにより、１つずつ自分で選んだ香りで作ったオリジナルの香水は、世界で１つだけのあなたオリジナルの香りです。
ぜひ、新しい年の始まりに作ってみてくださいね。
精油は日本では雑貨扱いになっているので、アロマセラピーとして使う精油は信頼出来るアロマセラピー専門店で購入することをお勧めします。100％天然成分であるか、品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国などが記載されているかをチェックしましょう。
アロマオイルという名前で売られている物は合成香料のフレグランスオイルです。
精油は植物の成分が凝縮されているものですので、原液が直接肌につかないよう注意して使用してください。
また、１歳以下の赤ちゃんには精油は使用できません、３歳以下の乳幼児は芳香浴以外の精油の使用は危険です。子供・高齢者・妊娠している方は使用量が異なり使用出来ない精油もあるので注意してください。
今回も、コラムをご覧くださりありがとうございました。
この記事を書いてくれた方
白井あゆみ
東京目黒区でアロマテラピー＆ヒーリングサロン
「aromaAngelique—アロマアンジェリク」主宰。
海が大好きで、週末は海友達と千葉へサーフィン&ボディボードに出かけることもある。アロマテラピー以外にも、クリスタルヒーリングやホロスコープ診断も得意とする。また、クリスタル好きが高じて本格的な彫金で天然石ジュエリー製作も行っている。丁寧なカウンセリングと、心と体の両面にフォーカスしたセラピーで顧客から絶大な信頼を得ている、多才でアクティブなセラピスト。
